ガールズコレクションを終えて

　川崎競輪ガールズF1が3月27日（日）に開幕する。ガールズケイリン7Rには、高木真備（東京・106期）が登場する。

　初のガールズグランプリ制覇から早3カ月。新女王として迎えた2022年だが、左脚の肉離れを起こすなど順調な滑り出しとはいかなかった。
　「肉離れで2月は丸々練習ができなかった。やっぱりその影響はあるし、グランプリを獲ってから気持ち的にも燃え尽きたというか、なかなか上がってこなかった」
　グランプリを制した時とは程遠い状態ではあるなかで、直前には宇都宮で今年初のガールズケイリンコレクションを戦った。持ち味のスピードをフルに生かした自力攻撃が武器の高木だが、コレクションでは児玉碧衣との外併走で位置取りにこだわる意外な組み立てを見せた。
　「コレクションは、その今の調子のなかで勝てるレースをしようと思って、ああいう組み立てになりました。結果的に引いてくれなくて、ダメでした。でも、なんでもできるんだぞってところは見せられたかな」
　まだ万全ではない。ただ、苦難を乗り越えて夢をつかんだ高木だからこそ、きっかけさえつかめば復調はすぐに叶うはずだ。
　「本当にこれからですね。調子も上げていきたいですし、気持ちも上げていかないといけない。頑張りたいです」
　まずは初日7R。1着スタートを決めて、勢いに乗っていきたい。

• 選手詳細データ

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  高木真備 選手東京・106期