ヤングGPは北ワンツー ~静岡競輪場~

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小原佑太
落ち着いた立ち回が光った
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②小原佑太が④高橋晋也を残して北日本ワンツー。
パリ五輪に向けて、競技と競輪の両立は続く

 静岡競輪場で開催されている「KEIRINグランプリ2021シリーズ」は、12月29日の2日目に「ヤンググランプリ2021(G2)」が行われ、北日本ワンツー決着となった。高橋晋也に付けた小原佑太が、直線で抜け出して優勝賞金524万円(副賞含む)を獲得した。

 昨年に続いてヤンググランプリに出場を果たした北日本の2人は、高橋、小原の並び。小原がチャンスメイクをして、高橋がV逸となった昨年とは前後を逆にして上位独占を遂げた。
 町田太我が先行策に出ると、石原颯から番手を奪っていた山口拳矢を今度は高橋がさばいた。町田に高橋、小原で続いて、小原が後続との間合いを計って直線で抜け出して優勝を飾った。一昨年のデビューからナショナルチームに所属している小原は、これからも競輪と競技ともに力を注いでいく。
 「町田君が行くところを飛び付いてと。(高橋が)しっかり飛び付いた時点で、ボクもちょっと車間を空けてた。それで誰か来たらなるべく合わせるような感じでと思っていたんですけど、晋也さんが強かったですね。あそこまできたらなるべくワンツーという気持ちもあった。(最終)3コーナーで自分が外に持ち出したら、晋也さんも踏み出していた。これだったら大丈夫だと思った。今年に入ってからG2を走らせていただけるようになった。やっぱりG2になると、F1、G3よりも全然上なものと感じた。共同通信社杯の時に準決までいけたんですけど、その舞台で優勝しないとグランプリもないですし、しっかりそこで勝ち切るという強い気持ちがないと」

竹内祥郎記者

2021年12月29日 20時33分

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