ポテンシャルの高さを示した

　1月20日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪の初日が終了。今開催がデビューとなる早期卒業生の太田海也（岡山・121期）が順調なスタートを切った。
　初日はスタートを自ら取りにいくと、誘導との車間を大きく空けて別線をけん制。そのまま赤板で吉田悟が上昇してくるのに合わせて突っ張るとそのままペース駆けに持ち込み誰も前に出させないパーフェクトなレースでラインを上位独占に導いた。
　「前は取る想定でした。前を誰にも譲らないレースをしてみたかったからそれを先輩方に伝えて遂行しました」と作戦通りのレースだった様子。「ラインがあってその強味を感じて走ることができた。養成所と違ってラインができてやることが明確にわかっているからやりやすいですね」と笑顔も見せた。「緊張よりも早く走りたいなと。ワクワクしていました」とデビュー戦を心待ちにしていた様だ。「この一走で基準線が決まったから後は上がるだけ。デビュー戦は合格点ですね」とここからS級までノンストップで駆けあがる道筋が見えた。「オッズの見方とかが良くわからなくて見ていなかったです。勉強してきます。そういう面も含めてプロなのを自覚していきたい」とレース以外での反省点も発見して新人らしい一面もみせてくれた。

　注目の準決勝は初日同様に4レースに出走する。発走時刻は21時40分。スーパールーキーの2走目も目に焼き付けたい！

• 選手詳細データ

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  太田海也 選手岡山・121期