太田海也が本領発揮へ ~久留米競輪~

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太田海也
スピードで圧倒する
フレームチェンジで上向きに

 久留米競輪開設76周年記念G3『中野カップレース』は、6月29日(日)に2日目が行われた。11レースは、ナショナルチーム所属の太田海也(岡山・121期)が圧勝。確かな手ごたえをつかんで、準決勝に挑む。

 赤板で関東勢を突っ張った太田は、続いて仕掛けてきた近畿勢を受けて3番手を確保する。2コーナーから一気にまくり、危なげない勝利を手にした。

 「岸田さんがやる気じゃないなら、そこも突っ張って駆けちゃうつもりでしたけど、良いスピードで来たので、3番手にすっぽり収まりました。(仕掛ける)場所は気にしてなかったですけど、体が反応したところからいきました」

 初日は新車を投入したが、マッチングしなかったようで、2日目からはフレームチェンジ。それが功を奏して、納得の手応えを得た。

 「感覚はすごく良かったです。自転車を宮杯で使っていたものに戻して、全体的に安定感がありました。新車はまだ重さがあったんで、もっと練習でセッティングとかをちゃんと煮詰めてから使います。いつもの感覚に戻ったんで、不安はないですね」

 準決勝11レースは、5車で結束した九州勢を相手取る。世界レベルのスピードで、まとめて一蹴してみせる。

熊谷洋祐記者

2025年6月29日 18時54分

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