太田海也がさらに進化する! ~玉野競輪場~
「松浦さんから乗り方のアドバイスをもらってそれがハマった」
12月12日(木)から玉野競輪場で大阪・関西万博協賛 広島競輪開設72周年記念in玉野『広島ピースカップ』GIIIは2日目が終了。第10レースでは太田海也が正攻法からの突っ張り先行で完璧なレース運びを見せてラインを上位独占に導いた。
「突っ張り以外は考えていなかった。タイミングがずらされたので合わせるのが難しかった。(突っ張ってからは)いつも通り、隊列を確認して走った」と作戦通りの走りを遂行して納得の表情。
「(初日が終わってから)松浦さんに乗り方のアドバイスをもらってそれがハマった。競技とクロモリの違いを教えてもらった感じですね。今日に関してはそれが全て」とチャンピオンユニフォームを身に纏う松浦悠士の一言で劇的に変化した。
「ここ最近、競輪祭、共同杯と感覚とレース展開含めて成長している感じはしていたけど、合っていなかった。でも今日で最後のピースがハマったのかなと。この一走で全ての流れを変えられると思っている」と自身の中にあった靄は晴れて確信を得たことで世界の豪脚が“競輪”でも更なる進化を遂げた。
準決勝はメインの12レースに登場して、その松浦悠士と初日特選以来の連係。圧倒的な脚力と阿吽の呼吸で別線に隙を与えない。
2024年12月13日 18時07分
-
選手詳細データ
-
太田海也 選手岡山・121期