驚愕のスピードを誇る脇本雄太がバースデーＶを狙う

　3月21日（月）に宇都宮競輪場を舞台に行われる第6回ウィナーズカップ決勝のベストメンバーが出揃った。第3回大会覇者の脇本雄太（福井・94期）と第4回大会覇者の松浦悠士（広島・98期）は共に3連勝で決勝進出を決めた。注目の並びは以下の通りに決定した。　
　
　⑤脇本雄太－①古性優作－⑨浅井康太
　
　②深谷知広－④成田和也
　
　⑧太田竜馬－③松浦悠士－⑦清水裕友
　
　⑥神山拓弥

　中近勢は準決勝と同じ並びで再び呼吸を合わせる。脇本雄太は自身が納得いかないながらも抜群の存在感を披露している。決勝は33回目のバースデー。誕生日を自ら祝う勝利を目指している。
　「正直、行きたい所で体は動いてくれていないんですけど、今節はこれが精いっぱいだと思うんで。脚どうこうよりも精神的な部分が大きいと思うので、体と反応を一致されていけるように」
　再び番手でリードする古性優作は脇本雄太の復調具合を肌で感じている。
　「なんすかね。（脇本は）奈良で付けた時とフォームが違って、前みたいな感じで付いていて凄かったですね。強烈でした。（今節は）しんどいんですけど、初日も今日も前の選手の頑張りに助けてもらっている感じで。ワンツースリーが決まって良かったです。準決でかなり体力を消耗したのでしっかりと体をケアして決勝に臨みます」
　
　脇本雄太率いる中近勢ＶＳ中四国勢はもちろん、スピード遜色ない深谷知広の存在も見逃せないだろう。第6回ウィナーズカップの栄光は誰の手に…。
　
　
　
　

• 選手詳細データ

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  脇本雄太 選手福井・94期