ガールズは傑出者不在で混戦 ~青森競輪~

photo-42778
山口伊吹
初登場の青森バンクを攻略だ
点数最上位は山口伊吹

 青森競輪ナイターガールズF2が7日(土)に開幕する。6R、7Rではガールズケイリンが実施されるが、今節は傑出者が不在。V争いは混とんとしそうだ。

 山口伊吹(長崎・116期)は今節のメンバー中競走得点トップ。4月佐世保、続く富山と連続準Vと好成績が続いているが、本人は物足りなさも口にする。
 「前回も差せたかと思ったんですけど、ダメでした。惜しかったですね。ここ2場所は成績がまとまっているけど、決勝で飛んでしまうことが多いのでそこはもっとちゃんとしないと。調子が開催毎に違うので、そういう調整だったりっていうのも勉強しないと駄目ですね。前回の富山は結構疲れがきつかったです。なので、今回は地元には帰らずに疲れを抜いてきました。でも、パワーマックスを借りたりして室内中心で練習もしてきました」

 梶田舞(埼玉・104期)は腎臓ガンから復帰して徐々に調子を取り戻している。前回の5月取手では1、1、2着と復活の兆しを見せていただけに、今節も台風の目となってもおかしくない。
 「オールスターのファン投票をしたよってSNSでファンの方に報告していただいて、泣くほどうれしかったんです。少しずつですけど、良くなってきたと思います。この後には京王閣のあっせんが入っているんですけど、そこには奥井(迪)さんとか、トップクラスの人たちもあっせんされてるんです。今はそこに向けて練習も頑張っています」

 誰が勝ってもおかしくない今節のガールズ戦。初日を制して一歩有利に立つのは誰か、注目だ。

熊谷洋祐記者

2022年5月6日 16時41分

開催情報

ページトップへ