北勢は分かれて奮闘を誓う ~函館競輪場~

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守澤太志
郡司浩平の番手から鋭脚を披露
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佐藤慎太郎
福島の3番手で前二人を巧みに操縦する
ダービー組が大挙参戦しS班は4名が参戦

 5月14日から函館競輪場で開設72周年記念「五稜郭杯争奪戦」がナイターで開催される。今シリーズはダービー組が大挙参戦し豪華メンバーが集結。初日特選は北日本勢が5名顔を揃えたが、別線に分かれてそれぞれ奮闘を誓った。

 S班の守澤太志(秋田・96期)は福島勢と別線を選択。郡司浩平(神奈川・99期)を指名し「いつも一緒に走っている方と別なので申し訳ないですけど、郡司君にいかせてもらいます。悪い時期も長かったけど、グランプリ争いできるくらいに(ダービーで)賞金も上積みできたので。後半戦もしっかり頑張るだけですね」。昨年末の広島記念で落車し、右鎖骨を骨折してからは本来の動きが見られなかったが、調子は徐々に上向いてきた。

 ダービー準優勝が記憶に新しい佐藤慎太郎(福島・78期)は福島の3番手でタクトを振るう。「山崎は数々のタイトルを獲っているし、2人の時は前を回ってもらっている。ここは(小松崎)大地の3番手です。ダービーは気が張ってて、終わってホッとした部分もあるし、休みたい気持ちもあるけど、地元地区で、1年に1回見に来てくれるファンの方もいるので。連日人気にもなると思うし、責任を持って走ります」とこちらも気の緩みはなし。

 初日特選は20時20分発走(エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は20時15分)。割り切って戦う北勢の戦いは必見。

及位然斗記者

2022年5月13日 17時58分

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