開設73周年記念『平安賞』の決勝メンバーの並びとコメント ~向日町競輪場~

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佐藤慎太郎
準決と同様に北井を目標に今年初Vを目指す
S班の佐藤慎太郎は準決勝と同様に北井佑季を指名

 9月3日(日)に向日町競輪場で開設73周年記念『平安賞』の決勝戦が行われる。注目される並びと9名のコメントは以下の通り。
【並び】
⑨山田久徳-①村上博幸⑥川村晃司
⑦北井佑季-②佐藤慎太郎
③太田竜馬-⑧尾形鉄馬
④坂井洋-⑤和田圭
【コメント】
①村上博幸「(太田が)強いGI選手なので、しっかり追走することだけを考えて。地元記念の準決勝っていう場所で、平常心で走れたってことはこれまで積み重ねてきたことの結果だと思う。それができて良かった。どうしても入れ込み過ぎてしまうところがある。でも、ここに来るまでに脚を仕上げてきたことが全部出せている。久徳へ」
②佐藤慎太郎「北井君が冷静にすかさず主導権を取ってくれた。相変わらず強い。一緒に先行させられているよう感じで、後ろにいても脚を削られる。北井君の後ろは特殊ですよね。これまで交わせていない北井君を交わせているんで、状態は悪くない。北井君へ」
③太田竜馬「変なレースはできないんで、見せ場を作れるようにと思って走りました。(林が)行った瞬間にすかさず行った。でも、(林)慶次郎が踏んでたんできつかったし全開でしたよ。ゴール前も苦しい中では踏めたと思う。昨日(2日目)よりはマシ。体は重いけど動けている。自力」
④坂井洋「小森さんに前を取られて突っ張られるのが嫌だったので。前中団が取れればと思っていたんですけど誰もでなかったのは想定外でした。あの並びになった時点で2つのラインを突っ張ることは覚悟して走りました。城戸君もホームまで外にいましたし、大川さんも岡崎さんとごちゃついていたので、行くタイミングはなかった。自力」
⑤和田圭「坂井の踏み出したスピードが良かったので勢いを貰ってコースを探そうと思って。いつもと違う選択をしてしまいましたね。内の方が良かったのかなって思いますけど、ギリギリ届いたので。(セッティングを修正して)やっと道中で余裕がでてきたので。決勝も坂井君へ」
⑥川村晃司「太田君のダッシュに付いて行けるかどうか、それだけでしたね。それと内を締めとくことだけ考えて走りました。踏み出しで迷惑をかけられないんで、集中してました。地元の3番手」
⑦北井佑季「とにかく前に攻めようと思ってたし、すかさず仕掛けました。すかさず前に出られて、ラインで決まって良かった。昨日(2日目)からしっかり休めましたし、脚も体調も良いと思います。でも、3日間走って1着が取れていないので、なんとか最終日は1着を取りたい。自力」
⑧尾形鉄馬「北井君が強いので、突っ張るだろうなと思ってた。誰も来れないと思ったし、初めての感覚でした。とにかく自分は自分の位置を確保して、外を行かれたらしょうがないと思って内だけを締めていました。太田君へ」
⑨山田久徳「ラインとしては反省点が残るレースでした。あの(城戸が仕掛けてきた)時点では余裕はありあしたけど、併走になってしまったんで。次が来たら対応できるかなって感じでした。もう(小森の番手から)出てからはカカリも悪くて後ろに迷惑をかけてしまいました。自力自在に」

細川和輝記者

2023年9月2日 19時25分

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