守澤太志が開設73周年記念オランダ王国友好杯を制す ~別府競輪場~

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守澤太志
理想的なレース運びで優勝をつかみとった
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直線外を迫る内藤秀久を1/2車身差で振り切ってゴール線を通過
71周年大会に続き1年越しの大会連覇を達成

 12月10日(日)に別府家輪状で行われた開設73周年記念オランダ王国友好杯の決勝戦は守澤太志(96期・秋田)が内藤秀久を連れて好位確保からのまくりで別線を攻略。昨年は記念開催が行われなかったため、71周年大会に続き73周年大会を制しての連覇となった。
 
 中近勢が前受けを選択し、松浦悠士が前中団に構える。6番手に構えていた守澤太志は松本秀之介の上昇を待たず、赤板過ぎに先に切って九州2車を受ける。後方に置かれた松浦悠士が最終ホームから巻き返しを狙ったが、三谷竜生が5番手の位置から合わせて踏み込む。気配を察知した守澤太志が最終2コーナーから三谷竜生に合わせてまくり発動。逃げて抵抗する松本秀之介をのみ込んでそのままゴール線に飛び込んだ。

 【守澤 太志(1着)】
「優勝したのは一昨年ですけど、連覇ということなので。自分でやって優勝できると思っていなかったので。でも自分でやる羽目になったのは準決勝の不甲斐ない走りだと思うので、まだまだだなっていうのはあります。内藤さんが追い込みの僕なんかに付いてくれたので
気合は入りました。理想の組み立てとして松本君の3番手を取って早めにまくるくらいしか僕にできることはないなって。その通りの流れになったので。ホームでもう来てましたし、確認して捲るだけでした。(最終2コーナーから仕掛けたのは)勇気というよりも行かないと終わってしまうんで。ダメでも仕掛けないと。行ってダメならその次って考えるしかないんで」

細川和輝記者

2023年12月10日 17時46分

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