V筆頭候補に強力な援軍

　川崎競輪ガールズF2ナイターは8日に最終日を迎える。A級1、2班の決勝戦は、南関勢が5車で結束。長田龍拳（静岡・117期）に充実の援軍が加勢した。

　長田の後位には、根藤浩二（千葉・95期）、伊藤彰規（神奈川・96期）、大西健士（神奈川・88期）、三住博昭（神奈川・61期）がズラリと並ぶ。先頭の長田はとてつもないアドバンテージを得て、さらに気合を入れ直した。
　「初日はまくりで、準決は先行して、どっちの展開でも対応出来ているし、1着を取れているから調子はいいですね。ラインが長くなるのはありがたいですけど、相手も強いですよね。中島さんも、橋本さんも自力で強い2人。自分が5車になるからって油断はできないです。ちゃんと勝てるように走りたいです」

　119期両者で連係する関東勢は、中島詩音（山梨・119期）に橋本壮史（茨城・119期）が付ける布陣。番手を回る橋本は緊張の面持ちで話す。
　「番手を回ること自体が初めてです。相手は5車ですし、どうなるか。それに長田君は普通にやっても強いですからね。だからって、中島君にはブン駆けするような競走はしてほしくない。彼が勝つような競走をして、自分もやれることをやって、強い相手と勝負したいです」
　
　5車連係が成就するか。それとも関東の同期連係が決まるか。ラインの勝負に注目だ。

• 選手詳細データ

• 
  長田龍拳 選手静岡・117期