明日からミッドナイト競輪 ~小倉競輪場~

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長田龍拳
12月前橋に続き、ドームでの開催を制すか
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兼本将太
ここまで着外なしと小倉は相性抜群だ
1、2班戦、チャレンジともに主役は117回生

 明日18日から小倉競輪場でミッドナイト競輪「Win Ticket杯」が開催される。今シリーズはチャレンジと1、2班戦の9R制開催。1、2班戦には前期S級の実力者も数多く参戦するが、1、2班戦、チャレンジともに117回生が優勝争いの中心となりそう。

 117期在所1位の長田龍拳(静岡)は9月大垣で特別昇班を決めてから5カ月がたったが、1、2班戦での優勝は12月前橋の一度だけ。ここ2場所は決勝進出を逃すなど、足踏み状態が続いている。
 「そこ(準決勝)が課題ですね。1、2班戦のレースにも慣れてきたけど、まだ力不足というかレース運びが上手くないので。先行主体で考えて頑張ってるけど、末脚が足りない。脚質的にも中途半端なので、もうちょっとトップスピードを上げたいですね。小倉は試験以来。あんまり覚えてはないけど、同じドームの前橋は良かったので、今回もその感じがあればいいですね」

 兼本将太(熊本)は1月に特別昇班と1、2班戦に上がるまでは時間がかかったが、上がってからは1月小倉、2月佐世保ともに112着。ここまで1、2班戦では連対を外してないない。
 「1、2班戦はラスト1周の入りがチャレンジより早い感じがする。スピードが上がるのが早いですね。それでもレースでは積極的に行けてるし、前回も3本とも先行できてるんで。1、2班戦のほうが自分のやりたいレースができてる。小倉は4回目。風がないから力勝負できるかなと思うし、直前の感じもそこまで悪くなかったです」

 チャレンジには中村隆生(栃木)、和泉尚吾(愛媛)に梁島邦友(茨城)と3名の117回生が出場するが、優勝争いをリードするのは前回、2月奈良でも梁島を破って完全優勝している中村だろう。
 「ここまでは優勝3回できてるけど、他の同期はもっと優勝してるので頑張らないとなと思います。まずはしっかり自分のレースをしていきたい。課題は全体的な底上げ。あとはもっとレースを覚えることですね。まだまだ直さないといけないなっていうところがあるので、そこを修正してレースに臨めれば。小倉は試験以来。風がないなってぐらいしかイメージはないけど、今回もしっかり頑張りたい」

音無剛記者

2021年2月17日 17時08分

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