「調子、雰囲気、レースがかみ合ってきた。自信をもっていけている」

　3月29日から小倉競輪場で開催されているF1ナイター『九州スポーツ杯×ＨＰＣＪＣ』は初日が終了。第10レースで長田龍拳（静岡・117期）は豪快な逃げ切りで鈴木裕を振り切った。これで予選は3連勝となり、2月の松戸からの好調ぶりを示した。

　前検日には「2月の地元・静岡記念に向けて頑張っていた成果が次の松戸から出たのかなって思っている。師匠や、（渡邉）雅也にも見てもらったりしたのも良かったのかも」と話していた。

　「スタートは前か後ろしか取れないと思っていた。瀬戸さんは突っ張れたから降りてくると思ったし、そこで被っても思って引きました。踏み出しの感じが結構良くて、けん制されるのもわかったし、踏まずにヨコまでいけた。感じはいいですね。最後は正直、一杯で。逃げ切れてよかった」と初手は想定外の中団スタートとなったが、冷静にレースを読み切って、勝負所を逃さずに仕掛け切った。
　「思った以上に出来ている。調子、雰囲気、レースがかみ合ってきた。自信をもっていけている」と格上の鈴木裕を振り切ったことでさらに自信をつけた様子。
　前回、前々回と連勝で決勝に進出しているだけに、今回も力強い仕掛けで連勝ゴールを決める可能性も十分にある。

　2日目の長田龍拳は第11レースに登場する。発走予定時刻は19時55分となっております。

• 選手詳細データ

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  長田龍拳 選手静岡・117期