兼本将太がS級に特進 ~和歌山競輪場~

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兼本将太
「先行で勝てる選手に」の気持ちを胸にS級でも強気の走りを見せる
自慢のスピードでライバルを一蹴

 8月22日に開催された和歌山FⅡシリーズ最終日の第12レースA級決勝で兼本将太(熊本・117期)が完全優勝を果たした。
これで兼本は7月松阪、8月松山に続く3場所連続の完全優勝を果たしS級2班への特別昇級を決めた。

 レースは赤板前で後方から奥村諭志(岡山・111期)が上昇。打鐘で引き切った兼本は4番手に位置し2角前から踏み上げると3角で先行で抵抗する奥村を捕えてまくり切った。
 九州勢は4車で結束して4人まで連れての走りでラインで連独占。上がりタイム11秒4は、和歌山最終日で勝った選手の中での一番時計で、優勝するにふさわしい迫力満点の走りだった。

 兼本は1月に特別昇班でA級2班に昇班、3月の広島でもS級特別昇級にリーチを賭けていたが8連勝でストップ。6連勝で迎えた7月の防府では準決勝でまさかの7着に大敗してしまったが、気持ちを切らすことなく白星を重ねて今シリーズに挑んでいた。
 勝利者インタビューでは「準決になると不安な気持ちが出てくるけど、今回は強い気持ちで勝てたので良かったと思います。(次走からのS級については)もっと難しい競走になると思うので、もっと力を付けて先行できる選手になりたいです」と抱負を語った。
 すでにS級で奮闘中の同県で同期の伊藤旭や松岡辰泰、松本秀之介が待つステージで持ち前のスピードを発揮する。 
 

木村貴宏記者

2021年8月22日 19時19分

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