脇本雄太が初日特選を制す! ~松戸競輪場~
異次元の走りでファンを沸かせた
松戸競輪場で開催されている『燦燦ムーンナイトカップ』GⅢは9日(木)に初日が終了。最終レースの初日特選は関東4車以外の5名は全て単騎と難解なレースだったが、ダービー王で競輪界最強の脇本雄太(福井・94期)が異次元の走りでファンを魅了した。
「単騎で9番車だったので、スタートで前を取れるのは望みが薄いだろうなと。直感的にあーやって動いた。自分から動かないとレース動かないですから。直感ながらいい動きができたのかなと思う」と決してレース前から考えていた組み立てではなかったようだ。上がりタイムは9秒5で最終周回タイムは18秒4とそれまでのレースタイムとは次元の違う数値を記録してみせた。
「徐々に疲れていく感覚はあるが、ごまかしごまかしでいくしかない。日に日に調子は落ちてくると直感的に思っているから残り3日間、頑張るしかない」と、前回の川崎から中4日での参戦で肉体的な疲労はある様子。それでも競輪界最強の名をほしいままにしているだけに二次予選からも別線を圧倒する仕掛けでファンを喜ばせてほしい。
明日の脇本は最終12レースに登場。椎木尾拓哉、山本奨と3車のラインを組み別線に立ちはだかる。
2022年6月9日 21時37分
-
選手詳細データ
-
脇本雄太 選手福井・94期