新年一発目の記念は新田祐大がV ~立川競輪場~

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新田祐大
賞金ボードを掲げて記念撮影
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ゴール線を目掛けてガムシャラに踏んだ①新田祐大
自身初の記念開催完全優勝!

 2023年の記念開幕戦・立川競輪開設71周年記念『鳳凰賞典レース』は7日(土)に決勝戦を迎えた。昨年、2022年にグランドスラムを達成した新田祐大(福島・90期)が自身初のグレードレースで完全優勝。2020年の伊東記念以来、通算10回目の記念優勝となった。

 レースは新田祐大が正攻法に構えると南関5車の先頭になった松井宏佑が赤板で叩きにいく。新田が合わせて踏んで松井の番手に飛び付き郡司と競る。最終ホームでも併走は続いて2コーナー手前で新田が郡司をさばいて番手を奪い取ると、最後方から単騎で巻き返してきた北津留翼に合わせてまくり出てゴールした。

 「初めての記念完全優勝。(松井は)押さえは厳しくくるだろうと思っていたので出遅れないように後手踏むと勝負権がなくなるので後ろにならないようにと考えていた。あった所で勝負と思っていて郡司君と勝負と。僕自身もキツかったけど、郡司君も外でキツかったと思う。(北津留は)決着付いた所を目掛けてくると、勝ち負けついた所で飛んでくると思っていた。松井君がペースで駆けていたので(まくりにいった所は)苦しかった。ガムシャラに踏んでましたね」とレースを振り返った。

 「去年は順風満帆とはいかず苦しい思いで報われた部分もあったけど、諦めない気持ちを学べた。その気持ちを持ち続けながら高み目指して一戦一戦、戦いたい」と締めくくった。

池端航一記者

2023年1月7日 18時00分

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