２年ぶりの当所攻略へ

　3月8日（水）から大宮競輪場でF1ガールズシリーズ『東京中日スポーツ杯』が始まる。

　グレードレースで躍動する先行タイプが多くあっせんされたシリーズで、若手も太刀打ちできないパワーを持つ野口裕史（千葉・111期）は12レースの初日特選スタート。
　昨年のＳ級最多バック回数に輝いた野口は、今年はここまで30走してバックを取れなかったのは4走だけとスタイルは変わらない。「（先行の形は）カマシでも突っ張りでも押さえるんでもどれでもいい。カマしていければいいし、突っ張りでも一回休めれば楽なので。どれがいいとかはなく、構成に応じて組み立てを変えている。すぐに巻き返してくる相手がいなければいいだけです」と多くの先行パターンを用意して、どんな形でもパワーを発揮してみせる。

　前回の取手からは中3日。「1日ディズニーに行って家族サービス。疲れたけど、心のリフレッシュはできました。残り2日をちょっと練習してケアしていました」。短い期間でも気持ちのリフレッシュができて充実の表情。大宮競輪場では記念で決勝まで進んだことがあり、約2年ぶりの参戦。「どうだったか覚えてないので、指定練習を走って思い出します」。感触を思い返し、レースではパワフルな走りを期待したい。　

• 選手詳細データ

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  野口裕史 選手千葉・111期