五稜郭杯争奪戦決勝メンバー ~函館競輪~
一番星に輝くのは!?
函館競輪開設71周年記念『五稜郭杯争奪戦』は明日の18日に決勝戦が行われる。メンバーと並びは以下の通り。
①松浦悠士-④柏野智典
⑦古性優作-②村上義弘-⑧椎木尾拓哉
③守澤太志-⑤佐藤慎太郎
⑥野口裕史―⑨松谷秀幸
ダービー王として連日、注目を集める松浦悠士(広島・98期)は「上原さんがもう少し踏むと思ったし、野口さんが落ち着いていたのが意外だった。もうちょっとジャンからハイピッチなのかなと。思いのほか、4コーナーまで駆けなかったのでヤバいと思った。上原さんは粘ると思ったし、人任せにしすぎました。今日が脚の感じは一番良かったし、ジャンで行けばラインで決まったと思うし、だいぶ悔しい」と準決勝を振り返る。決勝戦での巻き返しから目が離せない。
準決勝で松浦を破る金星を挙げたのは野口裕史(千葉・111期)。「いつもより駆けるところを遅くして持つ距離から踏んだ。初日、2日目とペースだったけど、3日目は久々に全開で踏んだ」と、松浦との対決を意識して全力を出し尽くした。「(松浦は)ダービー王だからこそねじ伏せてくるだろうと。横綱のレースをしてくるんだと。勝つだけなら、やりようがあるけど、甘えさせてくれたし、僕の土俵でやってくれた」と松浦に敬意を表した。「3日間バックを取れている。最終日もバックを取れるように。ちょっと最近にないくらい出し切ったけど、明日はもう一発振り絞って」と、函館市の隣の北斗市出身どさんこレーサーが決勝でも風を切る。
北日本の牙城を守りたいのはS班の2人。前を回る守澤太志(秋田・96期)は「慎太郎さんの前は主張させていただきました。このメンバーで通用するか、わからないけど、見せ場を作れるように。いい位置を取ってを仕掛けたい」とタテヨコ駆使した総力戦で戦う構え。
近畿の先頭を走る古性優作(大阪・100期)も気合十分。「村上さんと走れるっていうのはホンマにうれしい。自分の力を出し切る」と自己の持つ力をすべて出し切る覚悟。準決勝終了後は「他の人の自転車に乗っているみたい。体を調整する」と、自転車と体の違和感を訴えていたが、決勝戦のメンバーが出揃った後のコメントでは「体の調整はできた」と万全の状態で臨む。
決勝戦は16:30分発走。当サイトでの締切時刻は発走の5分前になります。
2021年5月17日 19時29分
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選手詳細データ
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野口裕史 選手千葉・111期
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松浦悠士 選手広島・98期