武雄記念が開幕! ~大楠賞争奪戦~

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山田庸平
一本欠場も調整はバッチリ
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山田英明
予選メインで人気に応える
山田庸平は松浦悠士を指名!

 4月22日(土)から、たけお競輪開設73周年記念『大楠賞争奪戦』が武雄競輪場で開幕する。平塚ダービー直前の開催だが、S班は5名が参戦と好メンバーが集結。長らく佐賀に鎮座していた荒井崇博(長崎・82期)が長崎に移籍したことで、地元の主役は今年から山田兄弟(英明・89期、庸平94期)となる。

 兄の英明は予選のメイン11レースに登場する。
 「(佐世保、福井と)2場所連続でF1戦を優勝して嬉しかったし手応えを感じた。2場所とも後輩の頑張りに尽きるんですけどね」と近況を振り返った。

 「今回はF1からG3にグレードが上がるので、どこまで通用するか。自力じゃ何ともだけど、番手を回った時は援護役でしっかり走ろうと思っている。伊藤颯馬君は自分の走りをしてくれれば。自分は油断をせずにレースで良い走りができれば。地元なので気持ちを入れて、気持ちだけは切らさずに頑張りたい」と隙は一切なさそうで初日からファンの期待に応えてくれそうだ。

 初日特選に出走する弟の庸平は直前に九州の若手だけでなく荒井崇博とも練習してきた様子。
 「バンクに入ったり、入れなかったり、天候も悪かったのでスピードを出す練習はあまりやれなかったけど、直前に熊本勢や(林)大悟、荒井さんもここに来ていたので一緒に練習しました。良い感じでこれたんじゃないかなと思う」と直前は充実した練習ができたようで仕上がりに問題はなさそうだ。

 「体が大きくなったことでウエイトやパワーマックスの数値が以前と変わってきた。松浦君とは昨年、ここの準決で連係して以来。ここで結果を出して次のダービーにつなげたい」と肉体改造にも成功しており、地元記念で好走してG1に向けて弾みをつける。

池端航一記者

2023年4月21日 16時06分

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