初日は嘉永泰斗を目標に白星を狙う

　4月10日から武雄競輪場で開設75周年記念「大楠賞争奪戦」GⅢが4日間の日程で開催される。今シリーズはS班の3名を筆頭に豪華メンバーが集結。初日特選に出場する山田庸平（佐賀・94期）が地元の主役で、悲願の地元記念制覇へ好発進を狙う。

　前検日のインタビューで山田は「（兄・英明と）初日特選から一緒になると思ってたんで、楽しみにしてたんですけど、残念。そこはしょうがないし、また来年ですね。自分は一日一日しっかり走っていくタイプですし、目標とかは決めずに」と兄である山田英明が欠場も、平常心をつらぬき一走入魂のかまえ。

　直前の平塚は一本欠場しての参戦となるが「平塚は風邪を引いて休んで、体調の様子を見て備えてきました。ウィナーズカップの前に比べると物足りない感じはあるんですけど、良くも悪くもなく、普通の状態です」と不安はなし。

　初日特選は16時20分発走予定。九州地区の後輩である嘉永泰斗（熊本・113期）とタッグを組み、地元記念で躍動する。

　

• 選手詳細データ

• 
  山田庸平 選手佐賀・94期