鮮やかなタテ脚を披露

　12月21日に玉野競輪場で広島競輪開設71周年記念in玉野『ひろしまピースカップGⅢ』の初日が実施され、メインの初日特選では山田庸平（佐賀・94期）が鋭いタテ脚を繰り出して白星をつかんだ。

　松井宏佑が先手を取るレース展開で、単騎戦の山田は初手から近畿コンビの後ろをキープ。最終ホームで後方から新田祐大がまくり上げてくると、山田は2コーナーで北日本コンビの後ろにスイッチ。2センターから外を一気に踏み込むと直線で鮮やかに抜け出した。
　レース後のインタビューでは「バンクコンディションが悪かったんで、脚を使いたくなかった。脚を使わずに位置を取って仕掛けようと思ってました。新田さんが来なければ自分で仕掛ける準備が出来てたので、うまくスイッチできました。新田さんが来なくても、どっちにしろ外を踏んで、どこまで行けるか試したかった。セッティングを戻したので、練習不足の割には感覚が良かった」と確かな手応えを口にした。

• 選手詳細データ

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  山田庸平 選手佐賀・94期