断然人気の脇本雄太は7着

　福井競輪場で22日に開設73周年記念「不死鳥杯」（G3）の初日が行われた。

　メインレースの12R初日特選競走には地元のエースである王者の脇本雄太が登場。ラインを組んだ古性優作との2車単は1.9倍と、ファンの期待を一身に背負ったが、後方からまくり不発となり7着に沈んだ。代わりに白星をつかんだのは北津留にスピードを貰って大外を鋭く伸びた山田庸平（94期・佐賀）。抜群伸びで上がりタイム10秒6の一番時計を叩き出した。
　勝利後のインタビューでは「北津留さんにお任せしていました。スピードを貰ったので、持ち味が生かせましたね。外を何とか伸びてくれました。周回中は余裕がなかったし、フレームが良いのか悪いのかも分からない。でも特に修正点はないと思います」とレースを振り返った。

　23日には二次予選が行われる。山田は6Rで練習仲間の立部楓真に託して別線を迎え撃つ。

• 選手詳細データ

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  山田庸平 選手佐賀・94期