唯一のS班新田祐大がシリーズをけん引 ~函館競輪場~

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新田祐大
前々に攻める走りで別線の包囲網を突破する
勢いある若手の前に立ちはだかる

 5月13日(土)から函館競輪場を舞台に開設73周年記念『五稜郭杯争奪戦』が幕を開ける。平塚で行われた日本選手権競輪で落車した郡司浩平と守澤太志が欠場となってしまい、S班は新田祐大(福島・90期)ただ一人。北日本の絶対的なエースとしてシリーズをけん引する。

 「ダービーは1走目、2走目とどうしても消極的になってしまった。それ以降は積極的に挑めたと思う。函館記念は久しぶりだし函館を走ること自体が久しぶり。楽しみです。細切れ戦なので、勝負所を逃さずにレースを支配できるように頑張りたい」
 
 初日特選は東口善朋に指名されて即席タッグを形成。ダービーで決勝進出を果たした犬伏湧也やダービーで3度の確定板入りを果たしている嘉永泰斗ら勢いのある若手の前に大きな壁となって立ちはだかる。

細川和輝記者

2023年5月12日 15時17分

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