長島大介は地元で唯一の連勝! ~宇都宮競輪場~

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長島大介
地元記念で優出は最低限のノルマ
地元勢は6名が準決勝に進出

 5月18日(木)から宇都宮競輪場で開催されている開設74周年記念『宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦』G3は19日(金)に2日目が終了。初日特選は3番手から、二次予選は番手から白星を挙げた長島大介(栃木・96期)は地元で唯一の連勝を決めた。
 
 「余裕があったので(橋本)壮史を迎え入れて仮に前が届かなくても自分は届くと思っていた。極力、関東勢がいた方が良いと思って走っている」と二次予選は目標の橋本が青野を突っ張れず、直後に月森に掬われるピンチにも冷静に迎え入れて対処してみせた。

 「(直前に体調を崩したことで)前検日は不安だったけど、初日(1着)で楽になった。初日も前がいたし2日目も後ろ。今回は4日間、後ろを回るつもりで来ている」と今回は後輩の自力型が多く参加しているため、本人が言う通り、自力を出す機会はなさそうだ。

 「3コーナーにある地元応戦席は(宇都宮の)名物だし、応援してもらって気持ちが入る」と声援もしっかりと長島には届いている。勝負の3日目(11R)は橋本壮史-坂井洋の3番手。初日特選では坂井洋の番手まくりを捕らえているだけに坂井がタテへ踏むタイミング次第では再び突き抜けもありそうだ。

池端航一記者

2023年5月19日 18時58分

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