2日目は本業の自力戦！

　11月14日から松阪競輪場で開催されている施設整備等協賛競輪in松阪『ザ・レオニズカップ』（GIII）は初日が終了。激戦だった初日特選は長島大介（栃木・96期）が鈴木竜士の仕掛けに乗って最後は自らまくりを発動して混戦を制した。

　レースは高橋晋也が、赤板過ぎに鈴木竜士を切って、単騎の笠松信幸が追う。鈴木竜士が4番手を確保し、6番手となった久米康平は、2コーナーから勢いよく巻き返す。高橋は合わせてスパートして、一気にペースアップ。高橋が久米を合わせ切るが、今度は鈴木が最終ホームから仕掛けて前団に迫っていく。松坂洋平が番手から出て応戦しようとするが、鈴木はその上をまくり上げる。鈴木マークの長島大介は、まくる鈴木のさらに上を自らまくって、直線で一気に抜け出した。

　「（鈴木）竜士に全部任せてました。いいところで行ってくれました。久米君が良い感じに仕掛けて、踏み合いになってくれましたね。（鈴木が）そこをしっかり行ってくれた。松坂さんが（番手から）出て行って、自分は（鈴木の）外に差し込んで、出ちゃった。そこは自分のミス」と白星でも浮かれた様子はなく、反省点を口にした。
　「苦しかったし、踏み出しには口が空いたけど、離れてはいないんで、大丈夫」と状態に不安はなさそう。二次予選は本業の自力戦。別線に警戒されても一枚上の力でねじ伏せてくれそうだ。

　長島大介は8レースに登場。発走予定時刻は14時10分となっております。

• 選手詳細データ

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  長島大介 選手栃木・96期