茨城勢の間に入りチャンスが広がる

　12月23日（木）から松戸競輪場でF1ナイターシリーズ『With Dream Cup』が行われる。

　注目は12レース初日特選、自力を持つ茨栃勢3人の並びに注目が集まったが、山岸佳太ー長島大介ー吉澤純平でまとまった。

　並びの経緯を茨城勢の間に入った長島大介（栃木・96期）にきくと、「最初から3番手でも関東でまとまるつもりでいた。だけど、純平さんに『世話になっているから』と前を回してもらった。自力が3人並ぶし純平さんの前、責任の重さは感じています」と説明するとともに責務を果たすための覚悟も感じた。

　長島自身も今開催には期するものがある。今月末までが来年の3月に地元の宇都宮で行われるウィナーズカップの選考期間。
　「来年の目標はここ。まだビッグレースで決勝までは進んだことがない。年齢的にも充実期にきたし狙っていきたい。そのためにも、今はウィナーズカップの特選スタートのボーダー上。特選スタートは大きいし、そのために1勝でも多く積み重ねたい」

　チャンスある並びになっただけに、ここをしっかりとモノにして来年、さらなる飛躍の年にする土台作りを成功させる。

• 選手詳細データ

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  長島大介 選手栃木・96期