『第29回中野カップ』の決勝メンバーのコメント ~久留米競輪場~

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脇本雄太
10秒6の鋭いまくりで準決勝を制して決勝に進出
脇本雄太は初日の反省を踏まえてⅤ獲りに集中

 6月27日(火)に久留米競輪場で開設74周年記念『第29回中野カップ』の決勝戦が行われる。注目の並びと9名のコメントは以下の通り。
【並び】
①脇本雄太-⑤東口善朋
②坂井洋-⑧坂本健太郎-⑥津村洸次郎
⑨新山響平-⑦新田祐大-③成田和也-④渡部幸訓
【コメント】
①脇本雄太「バンク自体は軽かったけど、風が強くて全体的に重く感じました。(調子は)横ばいで、良くはない。早めに展開を動かしたかったんで、早めに誘導と車間を切った。(踏んだ感触は)昨日(2日目)と一緒か、ちょっと悪いくらいです。決勝はメンバーも厳しいんですけど、できることはやりたい。自力で」
②坂井洋「脇本さん中心で動くんで、残り2つのラインの動きを見てと思ってました。もう一個前の位置を取らないと駄目ですよね。内を締めていたし、外から追い上げてやり合ってもと思って難しかった。(最終)2コーナーくらいで酒井君が踏み込んだ感じがしたけど、止まったからうわって思って自分で行った。自力」
③成田和也「自分としては伊藤君がちょうどいいタイミングで、行ってくれるといいなって所で来てくれた。新山が強かったですね。本当に強かった。追走で一杯ですよ。さすがSSの先行屋だと思う。北3番手」
④渡部幸訓「新田を信頼して動きに集中していました。貴史が仕掛けてくれたんで。最後は新田が自力を出してくれたので。内も考えましたけど、思い切って外を踏んでみようと思って。思いのほか伸びましたね。今日はセッティングを変えたんですけどいい方向にでたので決勝もこのままで。北4番手」
⑤東口善朋「(脇本は)いつも前を取っているし、いつものスタイルで行こうと思った。後藤君が前をとっても気持ち悪いし、それなら前からでと。(脇本と)走る回数を重ねるごとに感覚がつかめてきている。決勝も脇本君へ」
⑥津村洸次郎「颯馬が行ってくれたことで、自分に3着のチャンスが出たんだと思う。新山君が3番手だったし、車間を空けても飲み込まれると思った。もう気持ちを切り替えて、新山君が踏み出した瞬間に自分も踏み出して。坂本さんの後ろ」
⑦新田祐大「貴史の走りに自分も勇気を貰えましたし、2コーナーからかなり苦しかったと思うんですけど仕掛けてくれて。絶対に仕掛けるっていう貴史の根性を感じましたし、自分はその気持ちを汲み取って。貴史の頑張りが合ったからこそだと思います。新山君の番手」
⑧坂本健太郎「連日、前が頑張ってくれて食らいついていけてるんで悪くないと思う。決勝は坂井君へ。売り出し中の頃に一回だけ連係がる。その時も凄いスピードでしたね」
⑨新山響平「車番も良かったんで北井さんとやり合うことも想定していたし、全員突っ張るつもりだった。(伊藤の)タイミングが良くて、調子も良いのかスピードも良かった。突っ張り切れないと思って引きました。後ろの中西さんが遠くに見えたので、自分のタイミングで行きました。自力で」

細川和輝記者

2023年6月26日 19時02分

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