郡司浩平が会心のまくりで優勝 ~松阪競輪場~

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郡司浩平
細切れ激戦を制して自信を得た
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②郡司浩平は⑤岩津裕介⑥坂本修一を連れ込み上位独占
今年4度目の記念Vは自力でつかむ

 9月26日、松阪競輪場で開設73周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」の決勝戦が行われた。レースは大方の予想通り、菅田壱道が打鐘前から勢い良く巻き返して主導権を奪う。離れた3番手に山田庸平、中村圭志と続いて郡司浩平は5番手をキープして最終1センター付近から仕掛ける。新田祐大が菅田の番手から出ていくが、郡司の勢いが優り2センターで捕らえ、そのままゴール線を先頭で通過した。会心のまくり一撃に郡司は両手を挙げて喜んだ。

 【郡司浩平(1着)】
「苦しい流れが続いていたけど、自力で獲れて良かった。自信につながる喜びが大きいです。(グランプリへはGⅠの)優勝しかない。賞金面で新田さん、(山田)庸平さんと、今日のメンバーに近い人が多い。まずは追いつかないとって。ここが勝負所だと思いました。切った所をどかんと行くと思ったし、初手の並びなら庸平さんに追いかけてもらった方が自分も脚はたまった。3番手を取れるにこしたことはないけど、それだとタイミングが合うこともある。5番手から新田さんが仕掛けるより前に勢い良く行けた。そこがポイントでしたね。ラインの厚みを生かして最低でも5番手を、とは思っていたし、単騎だとああいうレースはできないので、どこかで仕掛けたいと。平日にたくさんの人が残ってくれてありがたいですね。(次は久留米?)その後(寬仁親王牌)もあるし、流れを自分で呼び寄せたので崩さないように」

小山裕哉記者

2023年9月26日 17時33分

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