小田原G3『小田原城下町音頭杯』が開幕 ~小田原競輪~

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松坂洋平
北井との好連係を誓う
地元コンビがシリーズを引っ張る

 12日(木)から小田原競輪場施設整備等協賛競輪G3『小田原城下町音頭杯』が開幕する。寬仁親王牌直前の開催とあって、SS班は不在。それでも粒ぞろいのメンバーがそろった。初日特選12レースには、北井佑季(神奈川・119期)と、松坂洋平(神奈川・89期)の地元コンビが登場。シリーズを引っ張る存在として、初日から奮闘を誓った。

 向日町記念で待望の記念初制覇を成し遂げた北井は、小田原G3に3度目の参戦。過去の記念では優出こそしていないが、計4勝を挙げている。今節はVの筆頭候補に挙げられる存在だが、あくまでも一戦、一戦に集中する姿勢は崩さない。
 「小田原は33の中でも直線が長いと思うけど、それでも逃げが決まりやすいことには変わりないと思います。33自体が走りやすいと思っているし、相性も良いと思う。優勝を意識するよりも自分の力を毎日出し切る事が大事だと思うし、それで結果が付いてくるんだと思う」

 松坂は北井との連係に気合十分。向日町記念の二次予選では北井の先行を差し切っているだけに、ここも差し目は十分ありえるだろう。
 「北井とは何回も連係してます。離れたこともあるし、抜いたこともある。抜いたのは割と最近だし、その時よりも自分の調子は上がっていると思う。その時のイメージで走れればいいですね」

 城下町の激戦は、この2人が熱く盛り上げる。

熊谷洋祐記者

2023年10月11日 16時56分

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