地元ビッグで奮起する神奈川勢へつなぐ

　8月14日に青森競輪場でF1シリーズの2日目が開催された。後半3レースにはS級の準決勝が行われて、激戦を潜り抜けた7名が決勝へと駒を進めた。注目の並びは、準決の再連係となる川越勇星－松坂洋平の神奈川勢の後ろを山賀雅仁が固めて南関が3車結束。北勢は別れて地元の五日市誠が齋藤登志信を背に総力戦で臨み、シリーズリーダーの大森慶一は徳永哲人の番手を回り3分戦での争いとなる。

　準決同様に好目標を得た松坂は「準決は勇星に全部任せていた。どこで仕掛けるか前もってわかっていれば楽だけど、そうはいかないので追走に集中していました。（川越が）いいペースで走ってくれたし、自分も余裕はあった。今節は欠場明けだけど、思ったよりはやれていると思う。決勝は狙われる位置かもしれないけど、自分は与えられた位置で頑張るだけ。オールスター組は寝ていてみてないと思うけど（笑）、ここに来る前に仲のいい松谷(秀幸)からも優勝してくれと言われたので頑張りたい」

　地元の平塚ではビッグレースのオールスター競輪が開催中。最終日の決勝は遥か北の地からV獲りで結果を残し地元勢へエールを送る。

• 選手詳細データ

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  松坂洋平 選手神奈川・89期