第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント『日本競輪選手会理事長杯』コメント ~弥彦競輪場~

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新田祐大
昨年の当大会を制しグランドスラムを達成
昨年覇者の新田祐大はここに照準を合わせる

 10月19日より弥彦競輪場で「第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が行われる。当地で開催されるのは2年ぶり7回目で弥彦の杜にトップスターが集結した。今年は2019年以来、4年ぶりに「全日本プロ選手権自転車競技大会」が行われ、初日の「日本競輪選手会理事長杯」にはケイリン(山口拳矢)、スプリント(雨谷一樹)、1キロタイムトライアル(菊池岳仁)の覇者が出走する。

①松浦悠士「単騎で自力自在ですけど、自力っていう部分がどこまででるかですね。(落車のケガは)久留米の時よりいいけど、その後に体調を崩したので体は良くてイーブンですね」

②佐藤慎太郎「新田君の2番手。年齢のせいとは思いたくないが、波を感じることがある。いまがどの状態か、その時、その時でわかれますね。トレーニングはできているし、練習はいい感じ。上位で走れることをかみしめながら頑張る」

③郡司浩平「自力。コンディションに不安はない。川崎競輪場が使えるようになって、いい環境で練習ができている。グランプリはGⅠを獲らないと出れないと思っている。レースを見極めて仕掛けたい。単騎は苦手ではないけど、これだけいると、(位置が)バッティングしちゃいますいね」

④山口拳矢「単騎で自力。練習の感じが良くなってきた。GⅠでも不安がなく戦えるのかなって。前回のあとはいつも通りの練習をした。新車を試すか、状況を見てですね。GPまではいろいろと試したい」

⑤新田祐大「ここにピークがくるようにトレーニングをしてきた。最大限に力を出せるようにしてレースを支配できれば。自力」

⑥菊池岳仁「地元のGⅠなので、ここに向けてやってきたし、気持ちが入っている。組み立てを落ち着いて走れれば。自力」

⑦古性優作「単騎で自力。前回は力不足。練習量は確保できているので、あとはちょっとした組み合わせ。しっかりと疲れを抜きながら、いつも通りのGⅠの調整ができた。さっき新車が届いて、そっとにしようか悩むけど、時間がないのでわからない」

⑧雨谷一樹「今回は松阪で落車した時のフレームが直ってきた。その分はよかった。前回までのは重かったので、軽いフレームにした。菊池君の番手できることを」

⑨守澤太志「北の3番手。前回は地区プロの練習でカーボンばかり乗っていたので、その感覚を修正しながらでした。鉄のフレームの力のかけかたがずれているのかなと。体調は悪くないけど、練習の感じは良くはなかった」

小山裕哉記者

2023年10月18日 17時14分

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