開設74周年記念『ゴールドカップレース』が開幕 ~京王閣競輪場~

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新田祐大
相性良いバンクで存在感を放つ
北井佑、眞杉匠の先行バトルを新田祐が仕留める

 10月28日(土)から京王閣競輪場にて開設74周年記念『ゴールドカップレース』が幕を開ける。寛仁親王牌が終わってから中4日のシリーズとなるが、S班3名が参戦。年末のヤンググランプリ出場が決まった北井佑季や、吉田有希も参戦してシリーズを盛り上げる。

 初日特選は南関2車、関東2車、北日本が3車ラインを形成。園田匠と東口善朋が単騎戦となった。新田祐大(90期・福島)は当所で日本選手権競輪を制したこともあり、バンク相性は良好。オールスターで落車した影響で精彩を欠いていた印象だが、寛仁親王牌の最終日に久々の白星を手に。福島ラインの先頭で自慢のスピードを発揮する。
 「初日は力勝負に出た結果、ゴール前で抜かれてしまい、2日目は相手について考えすぎてしまって結果につながらなかった。最終日は修正して走れましたし、久々のまくり追い込みでした。その感覚はつかめたと思います。体調面はバッチリです。練習もしっかりできたので」

 69周年、71周年と大会Vの実績を誇る平原康多(87期・埼玉)は前回の寛仁親王牌の初日と2日目にも連係した眞杉匠に前を託して関東地区の意地を見せる。
 「状態はかなり上向いてきましたね。親王牌の前にかなりケアできて、脚のしびれがなくなったのが大きい。両脚で踏めるようになりましたね。あとは腰痛がなくなってくれればってところまで来ました。その中で練習もやらないといけないんで、ケアしつつ練習もしてきました」

細川和輝記者

2023年10月27日 17時00分

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