坂井洋は今の時期が一番得意! ~四日市競輪場~

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坂井洋
競輪界屈指のイケメンが競輪界最強に挑む!
「この時期は毎年、状態が上がってきて良くなる」

 11月9日(木)から四日市競輪場で開催されている開設72周年記念『泗水杯争奪戦』は2日目が終了。
 連日、長い距離を踏んでいる坂井洋(栃木・115期)は今シリーズ、2台の新車を持ってきているが、勝負の3日目も前2日間と同様のフレームで強敵・脇本雄太に挑む。

 「初日から使っているフレームはあと伸びのフレームで、ダッシュマンの自分の脚質とは真逆のフレームなんですよね。苦手な部分を補う感じですね。もう1台の以前とほぼ同じダッシュマンが使うモノで踏み出しに関してはそっちのほうが圧倒的に良い」とフレームの違いを説明する。
 「初日から使っているやつで自分の得意パターンに持ち込んだときにどうなのか、試したくて使っているんですけど、連日、なぜか自分が先行する流れになっていて。バック数も持っているし、メンバーと展開がそうしているんですけど、先行じゃない、自分の得意な時にどうなのか凄く気になる」と見ている側としては内容十分の2日間に見えるが、本人は納得していない様子。
 「この時期は毎年、状態が上がってきて良くなるんですよね。花粉がなくなり、夏バテもしなくなるからだと思っている。あとはバンジー効果ですね。去年もこの時期までボロボロだったのに急に良くなって、バンジーにいったら競輪祭でまさかの決勝進出。2年前はここで記念優勝していますし」と秋から冬にかけては自他共に認める調子が上がる時期。
 準決は脇本雄太が相手になるが、「四日市は相性が良いし、勝ってバンジー効果で決勝にいけましたと言いたい(笑)。脇本さん相手で4車になったし色々と考えて走ります」と冗談を交えながらもやる気は漲っていた。

池端航一記者

2023年11月10日 22時21分

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