開設76周年記念 第1回『レジェンド神山雄一郎カップ(GⅢ)』の初日特選メンバーの並びとコメント ~宇都宮競輪場~

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坂井洋
地元3車の番手回り
主役は関東のエース・眞杉匠

 5月15日から宇都宮競輪場で開設76周年記念 第1回『レジェンド神山雄一郎カップ(GⅢ)』が開幕する。今シリーズはダービー組が多く参戦。今や関東のエースと言えるまでに成長した眞杉匠を筆頭に、新山響平や清水裕といったS級S班に加え、松浦悠士、浅井康太などのタイトルホルダーも参戦し好メンバーが顔を揃えた。以下に初日特選メンバーのコメントと並びを掲載。

【並び】
①新山響平(単騎)
②眞杉匠-⑨坂井洋-⑥雨谷一樹
⑤清水裕友-③松浦悠士-⑧岩津裕介
④嘉永泰斗-⑦浅井康太

【コメント】
①新山響平「前回が終わってからは力を抜いてやれればと少し長い休みを入れた。宇都宮は前回、共同通信社杯を走って、初日は良くなかったけど2日目からは立て直せたし、相性は悪くない。自力」

②眞杉匠「(ダービーの決勝は)ムダな動きをした。でもセッティングは最終的にはいい方向に出た。練習の感じは良かったし、変わらずこれている。(今回から当記念が神山雄一郎カップとなり)高すぎる壁ですね。自分はまだまだチャレンジャーの気持ちで頑張る。自力」

③松浦悠士「前回は日に日に悪くなっていった。ピークを早くに持っていき過ぎた。体調面は良いんですけど。テーマをもってやっていて、うまくできるときとできないときがある。500は長い距離を踏める選手、力ある選手はタレてこない。明日に限っては新山と眞杉は強いですし、戦うときに考えないと厳しくなるなと思う。清水君」

④嘉永泰斗「ダービーが終わってからは、2日ぐらい休んでしっかり練習できた。宇都宮は共同通信社杯で走って、その時はあまり良くなかった。500バンクだしむずかしさはありますね。自力」

⑤清水裕友「前回は状態とか良い感じではなくて。自分の技量不足もありました。もう少しうまく走れたらよかった。疲れている感じがある。近況の疲れですね。宇都宮は好きなバンクではある。自力」

⑥雨谷一樹「前回に落車して右半身に擦過傷と打撲があった。そこからの残りの2日間はきつかったですね。でも帰ってからは思った以上に練習できたし、今回は地元記念でできることはやってきた。切り替えて今回から頑張りたいですね。地元3番手」

⑦浅井康太「新山君にも嘉永君にも付いたことがある。迷うけどやっぱり西っていうことを考えると嘉永君の番手ですね。彼は四日市記念でも頑張ってくれたし、最近はいいレースをしていると思うので。(神山雄一郎氏は)自分が高校から憧れていた選手で、今回はその冠レース。もちろん優勝を狙っていきたいけど、1勝でも多くできるように」

⑧岩津裕介「ダービーはもう少し戦えるかなと思っていたけど、戦えてなかった。悪くないと思ったけど、周りのレベルが上がっていた。終わってからセッティングや、乗り方を考えてやってきた。感じは良いけど周りが強い。中国3番手」

⑨坂井洋「ダービーは初日を除いて、感触は悪くなかった。2日目からステムを換えて感じも良かったので。ここに向けても体調を崩さず、いつも通り練習をやってきた。地元バンクはチャレンジから特進したぐらいしかいいイメージがない。眞杉君」

髙野航記者

2025年5月14日 16時08分

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