今節から復帰の脇本雄太はオール連対での勝ち上がり

　11月9日（木）から四日市競輪場で開催されている開設72周年記念『泗水杯争奪戦』は明日12日（日）に決勝戦を迎える。注目の並びとコメントは以下の通り。

　①脇本雄太-⑨南修二
　②浅井康太-⑧川口公太朗
　③坂井洋-⑤和田健太郎
　④小川真太郎-⑦橋本強-⑥栗田貴徳
　
　①脇本「自力。（坂井の）3番手に入った以上は、勝ちにこだわらないといけないし、（タイミングを）逃さずに仕掛けられた。脚自体は悪くないけど、精神的な部分はまだまだ。それを全部今節で治すのは無理なので、何か収穫をつかめれば」
　②浅井「自力。2日目の脇本君の強さに比べれば劣るんで、楽に回れて冷静な判断はできたと思う。（藤井を）残してたら、嶋津君と和田さんに食われてたと思う。少しずつ体調面も良くなり、その辺も対応して上げられている。ローラーから良い感触を見つけられた」
　③坂井「自力。脇本さんとは脚力差があった。四日市のバンクは相性もいいし感触も良い。フレームも良い感じ。決勝は厳しい戦いになるからフレームを換えても感触はわからないと思うし、そのままいく」
　④小川「自力自在。自信がなくてどこかには飛び付かなアカンかなって考えていた。一番良い結果になって良いかった。初日にキツいレースをしたのが今日につながったと思う。橋本さんが良い作戦を立ててくれたおかげです」
　⑤和田「坂井君。自分の感触としてはあまりよくないし、もっと自転車が出てほしい。ギリギリ差した感じだった。坂井君とは以前、連係したことがある。彼が勝てるように走ってくれれば」
　⑥栗田「四国３番手。橋本君のアドバイスでフレームを作って直前に届いて2日目からそのフレームを使って決勝に乗れた。そういう流れもあるんですね。橋本君は同門で憧れの選手だったので、こういう舞台で連係できて嬉しい。コツコツ頑張ればええこともあるんですね」
　⑦橋本「小川君。初日に彼と連係していたのが準決は大きかったですね。それと前回の大垣で島川君に千切られたからその辺を修正できた。2日目も4着だったけど伸びている感覚があったので」
　⑧川口「浅井さん。自分は自分の位置を守って頑張ろうと。和田さんは脚があるし、判断が難しかった。自分が嶋津さんを振ってたら、内を和田さんが入ってきてただろうし、あの形が限界だった」
　⑨南「脇本君。（脇本が仕掛けてから）前の2人が遠く見えたけど、変に自分で行くよりかは脇本に付いて行ったほうが伸びをもらえる。変に内に行かずに、阿部君を抜けて良かった」

• 選手詳細データ

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  脇本雄太 選手福井・94期
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  浅井康太 選手三重・90期