今シリーズはナイター開催

　12月2日（土）から5日（火）の4日間、伊東温泉競輪場で開設73周年記念「椿賞争奪戦」が行われる。今年最後のGⅠ競輪祭直後の開催で、思いを新たにしたトップレーサーが来年を見据えて伊東温泉の地に集結した。

　松井宏佑の競輪祭はシリーズで主役級の活躍を披露。一次予選２から準決勝は迫力満点の先行勝負で南関勢をけん引。決勝は惜しくも準Vで初タイトル奪取こそ逃したが、今後のタイトル戦線を争う一人だと認識させるには十分のレース内容だった。「勝てなくて悔しいけど、来年につながるいいシリーズでした。いつでもGⅠを獲れるように挑んでいきたい」と前を向く。

　「いままで一番きつかったし終わってからはダメージがあった。疲れも抜けていない」と激闘の疲労はある。だが、「ケアに重点を置いてきた」と現状でやれることはやってきた。「深谷さんが欠場した分も（南関を）引っ張らないといけないと思った」と覚悟を決めて今シリーズに挑む。

• 選手詳細データ

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  松井宏佑 選手神奈川・113期