上がり一番時計は松井宏佑 ~函館競輪場~

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松井宏佑
生まれ故郷で躍動だ
生まれ故郷で快速を披露した

 函館競輪開設74周年記念(GⅢナイター)五稜郭杯争奪戦の2日目が5月17日に実施され、27名の実力者が18日の準決勝に駒を進めた。

 その中でもデキの良さが際立ったのは上がり11秒0の一番時計を叩き出した松井宏佑(113期・神奈川)。登録地こそ神奈川となっているが、北海道で生まれ育っただけに、函館は地元の感覚で普段以上に気合が入っているようだ。
 二次予選では脚を溜めるレースプランで豪快なまくりを決め、「一緒のタイミングで小林(泰正)君も踏んだので、そこをめがけて行った。その上をまくれているので感じは良いと思う。落ち着いてから行けるところで一発と思っていたし、なんとか乗り越えられてワンツーで良かった」とレースを振り返った。「(ここに来るまで)思ったような練習もできていなかったし、感触も分かんなかったけど、初日でアタリが付いたので上手く走れた。北海道は地元(生まれ故郷)ですし、応援してくれる人も多い。力を出し切って決勝に行けるように」と生まれ故郷で準決勝も奮起する。


 

本吉慶司記者

2024年5月17日 22時24分

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