開設75周年記念『北条早雲杯争奪戦』が開幕 ~小田原競輪場~

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松井宏佑
地元4車の先頭で奮起
地元勢は4車結束し強力別線を迎え撃つ

 小田原競輪開設75周年記念『北条早雲杯争奪戦』が8月24日(土)から開催される。今シリーズは松浦悠士の欠場により、S級S班は脇本雄太と佐藤慎太郎の2名のみの参戦となったが、今年のG1を制している郡司浩平と北井佑季が参戦し豪華メンバーが顔を揃えた。地元4車が出走する初日特選の並びには一番の注目が集まり、松井宏佑-北井佑季-郡司浩平-和田真久留の順で結束し強力別線を迎え撃つこととなった。

 先頭を任された松井は「前回のオールスターはしっかり地元で僕らしいレースはできたし、地元勢を盛り上げられたと思う。最後(決勝)は納得のいく結果ではなかったけど、いい開催だったと思う。(中4日で)できるだけケアをやってきたけど、体の芯の部分がダルい感じ。日に日に良くなってくるとは思うので、疲れが抜けてくれれば。しっかりケアをして決勝にはいい状態に持っていきたい。決勝とかになれば(並びは)どうなるかわからないけど、とりあえず初日は自分が自力で頑張ります。神奈川で確定板を埋められるように」。

 昨年の競輪祭では準Vを果たし、前回のオールスター競輪では決勝4着と悲願のタイトル獲得まであと一歩のところに迫っている。近況の充実ぶりは著しく、今シリーズも優勝候補の一角として、まずは初日特選、地元4車の先頭で魅せるレースを披露しそうだ。

髙野航記者

2024年8月23日 16時10分

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