小倉竜二は正念場 ~小松島競輪~

photo-85464
小倉竜二
決勝進出へ集中力を高める
準決勝は清水裕友の番手

 小松島競輪場開設74周年記念『阿波おどり杯争覇戦』は、3日目を迎える。地元の重鎮、小倉竜二(徳島・77期)は、満身創痍のなか決勝進出を狙う。

 二次予選は、清水裕友-阿竹智史-小倉の並び。「落車明けでこの状態だから、今回だけ」と、弟子の阿竹に番手を譲ってレースに挑んだ。結果的に阿竹が落車してしまい、小倉が清水を追いかけて準決勝へと駒を進めた。
 「(清水が)村田(雅一)君をさばいた時点で、阿竹君が外にずっと外していた。4番(今藤康裕)にしゃくられるんじゃないかと思って内を締めた。それで落車をたまたま避けた感じですね」
 準決勝は、清水の番手回り。地元記念決勝へ向けて、正念場を迎える。
 「結局、キツくて回復をしない。まだ戻ってこない。ただ、(初日の6割くらいから)7割くらいになった。昨日(初日)だったら、(最終)バックで(清水に)追いついていない。強烈なダッシュとかに対応できるかは分からないけど」
 徳島は、まず小倉がいないと始まらない。清水の後輪に全集中で、食らい付く。

熊谷洋祐記者

2024年7月5日 19時24分

開催情報

ページトップへ