決勝は外せぬ荒井崇博 ~佐世保競輪場~

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荒井崇博
決勝進出は外せない
準決勝は深谷知広と連係

 12月20日、佐世保競輪場で開設74周年記念「九十九島賞争奪戦」の2日目が行われた。二次予選の第9レースでは昨年覇者で地元の荒井崇博が伊藤颯馬のまくりを余裕で交わして1着で準決勝に進出。

 「仕掛けてくれれば、どこでも良かったです。本人が勝てると思って行って、それを抜ければ1着なので」と鋭い決め脚を披露した。

 「昨日は世界チャンプ(山崎賢人)がミスっているし、しょうがないでしょう」と初日特選は山崎賢人と共倒れに終わり、状態面はわからなかったが、今日の1着で感触はつかんだはず。「競輪祭の方が良いけど、地元の気合いで何とかする。とりあえず決勝には乗らないと」と今シリーズは状態うんぬんよりも、気合いがパンパンだ。

 3日目の準決勝は深谷知広を目標。「地元なんで行きます。何回か連係はある」と、佐賀所属時代の武雄記念で連係した実績があり、20年の4月に行われた一次予選では深谷を目標から1着も取っている。輪界屈指の自力選手を得た荒井がまずはスタートラインの決勝進出を目指す。

小山裕哉記者

2024年12月20日 18時35分

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