中部勢は追い込み型3人で結束 ~立川競輪場~

タテ脚好調な谷田泰平のレースぶりに注目
4月26日に立川競輪場でF2シリーズの初日が開催された。2日目の9Rに行われるA級準決勝では追い込み型の中部3車が集まり、注目の並びは谷田泰平(岐阜・93期)を先頭に、後位を猪俣康一-村上卓茂で固める布陣となった。
先頭の谷田は近況タテ脚を発揮する競走が目立ち、初日特選では「(初日は)もう少し早く仕掛ければ良かったかもしれない。前の動きをアテにしてしまった」と自身の思ったような走りはできなかったようだが、まくりを繰り出し見せ場を作っていた。準決勝はライン3車の先頭となり責任ある位置を任された。「自分のできることをって感じですけど、しっかりまくり切れるような走りはしていきたい」と早めの仕掛けも視野に入れている。
好調な栗本尚宗や先行力ある土田栄二といった機動型を相手に、中部の結束力で激戦突破を狙う。