今野有樹が特別昇班 ~川崎競輪場~

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今野有樹
前検日にすでにガッツポーズ‼ 強い気持ちが特別昇班へつながった
「もっともっと練習する!」

 今野有樹(愛媛・115期)が、川崎競輪FⅡ(12月9日-11日)で完全優勝して特別昇班に成功した。
 名古屋FⅡ(11月17日-19日)、向日町FⅡ(11月30日-12月2日)に次いでの3連続完全V。
 川崎の前検日から「ここまできたら(特別昇班を)決めにいきたい。前回から中5日はトレーニングをしっかりしてきました。最近はレースで構え過ぎてしまっているので、そこを気を付けて走りたい」と強い思いで臨むと、初日は別線に合わせて力強く逃げ切り。準決勝ではまくりで後続をちぎって見せた。
 決勝では、単騎戦で前受けスタートから下げると、最終ホームスストレッチではまさかの7番手。照井拓成が浅見隼と先手争い決着を付けると、5番手に待機した勝谷勝治が最終2コーナーからまくる。勝谷にうまく切り替えた今野が最終2センターから踏み出し直線で追い込んで優勝となった。
「競走が小さくなってしまったが、結果が出て良かったです。次回はA級1、2班戦を走れますが、脚力不足は自覚しています。もっともっと練習します」と新たな誓いをたてた。
 先日佐世保記念のチャンレジファイナルで特別昇班した選手とは別に、3連続完全Vの9連勝での特別昇班は、伊東温泉競輪場で達成した佐々木悠葵(12月5日付け)以来となる。

 川崎担当細川記者のレース予想はこちらでした→https://www.yen-joy.net/kaisai/race/forecast/detail?ym=201912&b=34&s=20191209&d=20191211&r=7

久保ひとみ記者

2019年12月11日 14時48分

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