根田空史が重走路にマッチする新車を投入 ~広島競輪場~

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根田空史
スケールの大きな走りが魅力
腰の不安も消えた

 11月に行われた競輪祭は松浦悠士の初タイトル獲得に沸いたが、そのシリーズの中でバンクレコードに0.1秒まで迫る上がり10秒6を叩き出した根田空史(千葉・94期)の存在を忘れてはいけない。12月12日に広島競輪場で開幕した開設67周年記念『ひろしまピースカップ』では待ちに待った新車を投入し、初日は豪快なまくりを決めて会場を沸かせた。「新車自体は防府記念の前に自宅に来ていたんですけど、ずっと斡旋が詰まっていて組み立てることもできず眠らせたままで。競輪祭が終わってから腰痛が出たので一本休んで回復してから、その後の練習に新車を投入して今回試してみようと。初日乗った感じは少し柔らかすぎる感じもしたけど、これから寒くなってタイムが落ちる冬場にはピッタリ。気温も一桁くらいに下がってバンクももっと重くなった方がバッチリはまると思います」と冬場の重走路にマッチする新車にさらなる可能性を見出す。

及位然斗記者

2019年12月12日 18時36分

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