野原雅也が〝準地元〟で奮闘 ~伊東温泉競輪場~

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野原雅也
レース後に笑顔でインタビューに応えた
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現役当時にアップをする小川美咲(2014年撮影)
夫婦で伊東記念を盛り上げる

 当社がスポンサードする野原雅也(103期・福井)は昨年の伊東記念は準決で車体故障、今年4月に行われた国際トラック競技支援競輪では二次予選で落車と、当所では上手くリズムを掴めていなかったが、今開催は1次予選で番手の金子貴志とワンツーを決めるなど上々の滑り出し。「金子さんにはどこから仕掛ければ良いですかって聞いていたけど、ルール改正が行われてから、初めてのサンサンで、仕掛けのタイミングが合わなかった。何とか凌げた感じです」とレースを振り返る。「一走して感じは掴めた。後ろが誰でもしっかり走りたい」と二次予選AではS班の村上義弘と連係し勝ち上がりへ集中する。

 元ガールズケイリンの選手で妻でもある小川美咲(106期・引退)は初日の第9レース後にテレビ出演。「7番手に置かれてヤバイなって思ったけど、笑顔で(スタジオに)座れて良かった。昨年の記念と、トラック支援競輪ではお客さんに迷惑をかけているので、今回は良かった」と夫の奮闘を振り返った。引退後の生活について聞かれると「2才7カ月の子どもがいて、子育てと家事で1日が終わる」とすっかり主婦の顔に。「今回は落車せずに残り3日間を走り終えて欲しい」とエールを送った。

本吉慶司記者

2019年12月21日 19時01分

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