武田豊樹が140日ぶりの白星 ~高松競輪場~

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武田豊樹
勝利者インタビュー後に取材を受けている武田選手
『一緒に戦う以上、年齢は関係ない』

 武田豊樹(88期・茨城)が高松競輪場で行われている『玉藻杯争覇戦』二次予選Bでまくりを決め、昨年9月の共同通信社杯最終日以来、140日ぶりの勝利を挙げた。

 過去にはGⅠ7勝、GP制覇の実績がある武田だが、昨年9月の岐阜記念で落車すると、左鎖骨、左ろっ骨骨折、肺気胸の大怪我を負った。88日の長期欠場期間を経て復帰した伊東記念では苦戦を強いられ、今年は例年通りに和歌山記念から始動するも、二次予選Aで敗れ、未勝利に終わっていただけに、ここからの巻き返しに期待したい。

 「(車の)出は悪かったんですけどね。自力選手として走る以上は、後ろにならないように気をつけていました。自力で戦いたい気持ちでいますけど、与えられるところが番手戦が多いので、そのあたりは難しさもありますね。一年は長いですから。こういう一戦を積み重ねていきたいですね。同じレースで走る以上、年齢は関係ない。若い選手とも力勝負をできるように。今日も果敢に先行する若い子をどうまくるかって思いながらでした」

 年齢を重ねても常に〝自力〟にこだわりを持ちながら戦う武田豊樹が競輪ファンの心を熱くする。

細川和輝記者

2020年1月31日 14時23分

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