地元戦に備えた武田豊樹が奮闘 ~取手競輪場~

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武田豊樹
番手の技量を上げて地元ファンの声援に応える
88期の絆を見せ付ける

 6月26日(月)から取手競輪にてF1シリーズが開幕する。今回はA級、S級ともに強者がそろった豪華メンバーで見応えある開催。その中で長らく地元の総大将を務めている武田豊樹(茨城・88期)に話を聞いた。
 
 「前回の高松宮記念はタフな開催だった。中6日しかなかったが地元戦に向けて自分なりに仕上げてきたつもり。初日特選は同期で連係ある山崎芳仁君(福島・88期)に任せますよ。町田太我君(広島・117期)の番手に付いてくれてもよかったのに、自分で頑張ってくれるらな頼もしい限りですね」と同期をリスペクト。

 「追い込みになってから色々なタイプとの連係で難しさもありますね。自分が自力でやっていた時とレース形態も違ってきて、7車立ては自力型が前受から突っ張るケースも多いので番手選手の役割が重要になっていると感じている」と援護力を日々磨いている。
 
 和田真久留(神奈川・99期)に和田健太郎(87期・千葉)の南関コンビ。畑段嵐士(京都・105期)と椎木尾拓哉(和歌山・93期)の近畿両者に単騎で臨む町田太我(広島・117期)の動きを見ながら山崎がパワーを見せれば、地元で割増しの武田がファンの声援を追い風にして期待に応えてみせる。

永岡孝史記者

2023年6月25日 16時10分

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