長田龍拳が特別昇班 ~大垣競輪場~

photo-18298
長田龍拳
このままS級特進まで突っ走る
117期ナンバーワンが本領発揮

 長田龍拳(静岡・117期)が9月4日の大垣ミッドナイト競輪の最終日、8レースのチャレンジ決勝戦で優勝。7月静岡、8月函館ミッドナイトに続く3場所連続の完全優勝でA級2班への特別昇班を決めた。

 レースは後ろ攻めの小松原正登(福井・117期)が赤板の1コーナーで押さえて先頭に立つ。前受けの長田は4番手に下げるが、6番手に構えていた単騎の橋本英也(岐阜・113期)が打鐘の3コーナーから踏み込んで主導権を握る。これを上手く追いかけた長田はホームからまくり上げる。バックで橋本の抵抗をねじ伏せると、同県同期で連係した鈴木陸来(静岡・117期)の追撃を力強く振り切って圧倒的な人気に応えた。

 117期在所1位の大型ルーキーは本格デビューとなった7月伊東ミッドナイトの決勝で不運の落車。同期との出世争いに一歩遅れを取ったが、きっちり立て直して次場所の地元静岡から9連勝を達成した。1、2班戦でもケタ違いのパワーで連勝街道を突き進む。

笠原裕明記者

2020年9月4日 23時43分

開催情報

ページトップへ