地元G1を見据える大事な戦い ~大宮競輪場~

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木暮安由
狙うは優勝のみだ
大一番に向けて

 大宮競輪F1が9月15日から開催される。今節は伊東競輪場で行われる共同通信社杯の裏開催とあって、戦歴上位の木暮安由(群馬・92期)はひときわ目を引く存在だ。
 「共同に出れないのは優勝してないからです。でも、今は調子は上がっているし状態もかなり戻っています。流れもかなり良くなったと思う。前回の静岡は、展開が向かずに優勝できなかったけどレースの中での体の反応は良かった」と、落車などでつまづいた今年の不振から脱却を図っている。さらに、10月には木暮にとっての大一番、地元での寛仁親王牌が待っている。「今開催は寛仁親王牌に向けても重要なレースになってくると思う。今はそこ(寛仁親王牌)に向けてかなり充実した練習もできている。初日は地元の岡(光良)さん(埼玉・94期)も付いてくれる。流れでは先行もできるようにしたい。自力自在ではなく、自力です」。
 共同通信社杯の出場を逃したことは誰よりも悔しいはず。それでも、木暮は譲れない地元G1の戦いを見据えて気持ちは切り替え済みだ。記者からの「今回は優勝を狙えるデキ?」とのストレートな質問にも「ハイ!」と力強く答えた木暮の激走に、初日から注目したい。

なお、初日1Rの発走予定時刻は11時25分。エンジョイサイトでの投票締め切り時刻は発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2020年9月14日 14時49分

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