久田裕也が特別昇班 ~佐世保競輪場~

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久田裕也
四国の新たな大砲に名乗りを挙げる
九州勢の2段駆けを粉砕

 11月17日に行われた佐世保競輪最終日のチャレンジャ決勝戦で、久田裕也(徳島・117期)が優勝。別府、小倉から続く完全優勝で9連勝を達成しA級2班への特別昇班を決めた。

 レースは九州勢が緒方慎太朗(熊本・115期)を先頭に4車で結束。久田は三宅旬(岡山・80期)を援軍に得て、倉松涼(高知・117)が単騎。後ろ攻めとなった緒方が赤板過ぎに上昇し久田を押さえると、打鐘4コーナーからペースアップ。5番手まで下げた久田は2コーナーからまくり返すと、合わせて番手まくりを打つ白濱一平(長崎・111期)を乗り越えて1着でゴール線を駆け抜けた。

 A級2班への特別昇班は11月小倉で達成した青柳靖起(佐賀・117期)に次いで117期(早期卒業生を除く)では18人目。117期は既に3名のS級レーサーを輩出しており、先を行く同期を追ってどこまで連勝街道を突き進むか注目だ。

及位然斗記者

2020年11月18日 11時00分

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