地元の中村翔平が初優勝 ~小倉競輪場~

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中村翔平
地元で嬉しい初優勝
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久田裕也
今期3度目のVを達成
チャレンジ、1・2班共に117期がV

 5月3日に最終日を迎えた小倉F2シリーズはチャレンジ戦で地元の中村翔平(117期)がデビューから嬉しい初優勝。A級1・2班戦では久田裕也(徳島・117期)がケガの復帰から3場所目で今期3度目のVを飾った。

 初優勝を飾った中村はレース終了後のインタビューで「優勝は素直に嬉しいです。前を走ってくれた(緒方)慎太朗と、後ろを固めてくれた先輩方のおかげです。作戦はおおまかに決めていましたけど、踏むタイミングは慎太朗に任せていて後輪だけ見ていました。デビューしてからすぐは自分中心の競争ばかりでしたけど、今はラインの大切さを大事にして競走もしているし、今回は改めてラインの重要性を感じました。来期は2班ですし、これからもラインを生かした走りがしたいです」と喜びの声と共にこれからの抱負を語ってくれた。

 落車のケガから4月に復帰し、3場所目で優勝を飾った久田は「優勝できてホッとしました。先行しようと思ってはいたんですけど、展開の中で冷静に組み立てました。ホームでバックを踏んだのでキツかったですけど、踏んでからはいける感じはありました。休んでいた時期に体重が落ちたので、また戻してこれからも結果を出したいです」とレースを振り返り、優勝に安堵した様子。

 小倉競輪場の次開催は5月8日~10日のミッドナイト競輪です。どうぞお楽しみ下さい。

及位然斗記者

2021年5月4日 00時05分

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